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【重要】中学の部論題付帯事項修正のお知らせ

中学の部の論題付帯事項が修正されました。
修正後の論題および付帯事項は、以下の通りです。

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論題「日本は中学生以下の携帯電話の使用を禁止すべきである。是か非か」
*携帯電話・PHS(通話機能のないインターネット端末を含む)を所有することと、継続的に借用することを禁止する。
*身体に障害のある人については使用を認める。


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修正についてのご説明
 今回の論題では携帯電話のことを扱っていますが、最近はさまざまな情報通信
端末が発売されており、どこまでが「携帯電話」に含まれるのかを明示すべきと
考え、論題公表後ではありますが、付帯事項の表記を修正することにさせていた
だきました。
 これまで、携帯電話(PHSも含む)の会社は、通話機能のない情報通信端末を
発売しています。たとえば、パソコンなどに接続してインターネット接続を可能
にするデータ通信カードや、単独でインターネット利用が可能な電子手帳型の端
末などです。
 こうした端末は「電話」ではなくても、携帯電話に含めて考えられることが多
く、国が定めた「無線設備規則」では「携帯無線通信」として通話機能のあるな
しに関わらず同じ種類に含められています。
 今回のディベート甲子園の論題でも、携帯電話の回線を使っているものについ
ては、たとえ通話機能がなくてもインターネットに接続して電子メールやイン
ターネット・サイトの利用ができるものについては「携帯電話」に含めて考える
必要があります。このことを明確にするため、今回、付帯事項の表記を修正させ
ていただきました。
 なお、携帯電話の回線を使った端末には、「ココセコム」(セコム株式会社の
サービス)や「まもるっち」(東京都品川区が小学生に持たせている端末)な
ど、他にもさまざまな端末がすでにあり、今後も新たな端末が発売される可能性
があります。こうしたものについては、通話、電子メール、インターネット・サ
イトの閲覧のいずれかができるものは「携帯電話」に含まれ、そうでないものは
「携帯電話」に含まれないということになります。単純な通報機能だけであれば
「携帯電話」には含まれませんが、相手が限定されていても通話ができるものは
「携帯電話」に含まれます。
 また、最近のゲーム機や音楽プレイヤーには、無線LANを使ってインターネッ
トを利用可能なものがあります。しかし、これらは携帯電話回線を使っていない
ので、今回の論題で言う「携帯電話」には含まれません。あるいは、かつてのポ
ケットベルは、通話も電子メールもインターネット・サイト接続もできないの
で、「携帯電話」には含まれないこととなります。
 今後も多様な情報通信端末が登場する可能性があります。携帯電話の回線が使
われているかどうかということと、通話、電子メール、インターネット・サイト
の閲覧ができるかどうかということが、「携帯電話」かどうかの判断基準となり
ます。


なお、全国版HPのお知らせ記事はこちらです
http://nade.jp/test/modules/wordpress/index.php?p=192
修正の詳細については、以下の文書もご覧ください。
http://nade.jp/koshien/2008/revision.pdf

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2008年05月18日 05:03に投稿されたエントリーのページです。

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